電子マネーの普及で長財布じゃなくても良くなった
私は高校生のときから10年以上、長財布を使用してきました。10代後半から20代半ばまではブランドものが好きで、ブルガリやグッチの長財布を好んで使っていました。
20代後半頃になると、品質の高い革の財布で国産のものが欲しいと思い、上記のココマイスターの長財布を購入しました。
収納力は高いし、現金を取り出しやすいし、何よりも長財布の長方形のフォルムが気に入っていました。
しかし、電子マネーの普及に伴って、「長財布に現金やカードをいっぱい入れて持ち歩く必要性があるのか?」と思う時が多くなりました。
そこで、「次に財布を買い替えるときはコンパクトな財布にしよう」と思い、ここ3年程、多くの種類は試せていませんが、数個ローテンションで使いました。
その結果、これからは従来の”二つ折り財布”をメインで使用していくと決めました。
本日は、私が試したミニ財布の良い点・気になった点を紹介しながら、なぜ”二つ折り財布”に決めたのかをご説明します。
実際に使用した財布
私が実際に使用したのは上記の画像の財布です。
コンケースやL字ファスナー・ミニ財布など、現在コンパクト財布として人気なタイプのものを実際に使用しました。
これらはどれも良い点があるのですが、気になる点もあります。
以下で詳しくご紹介します。
①ココマイスター マネークリップ
長財布から最初に替えたのが、このマネークリップです。
後でご紹介するコインケースと一緒に使用しました。
良い点
- めちゃくちゃ薄い
- ズボンに入れても全然目立たない
- お札が隠れる
気になった点
- 薄くて逆に使いづらい
- お釣り収納時にもたつく
これはポケットに入れても全く気にならないどころか、本当にそこにあるのか不安にすらなるくらい薄かったです。
しかし、小さくて薄いので、手の大きい私には使いづらかったのと、お札と小銭を同時にもらったときに、収納するのに少し時間がかかるのが嫌で使わなくなりました。
小銭はポケットにINで、カードが入るマネークリップを使用する場合は、マネークリップもお勧めです。
②ココマイスター コインケース
最初は①のマネークリップと同時に使用していました。
しかし、途中から”お札”をマネークリップ、”小銭”をこのコインケースに分けて入れるのが面倒になってきたので、これ1つで使用することにしました。
良い点
- 小さい
- 意外と収納力がある
- 中身が見やすい
気になった点
- お札は4つ折りで収納しないといけない
- レジでお札を出すと、4つ折りの跡がついている
- お札のお釣りをもらったときに折るのが面倒
このコインケースは結構使いやすく、ミニ財布の中では一番長く使用しました。
電子マネーメインで使用できる方は、個人的にはカードの収納力もあるコインケースはお勧めです。
しかし、地方在住の身としては、2021年の現在でも、現金しか使用でいないお店は結構あります。
よく行く、コンビニや薬局、スーパー、ホームセンターなどは全て電子決済できるのですが、飲食店や美容院などは対応していないところも多いです。
なので、お札が使いづらいという理由で現在は使用していません。
③L字ファスナー財布
お札を4つ折りにしなくてもよくて、小銭・お札・カードが収納できるものということで、L字ファスナー財布も試しました。
これが使いやすかったら、有名な土屋鞄のものか、ガンゾのものを購入しようと思っていました。
良い点
- 意外と収納力がある
- 二つ折り財布よりは若干薄い
気になった点
- 小銭が少し取り出しにくい
- 形があまり好みではない(個人的主観)
コインケースよりも使い勝手が良かったのですが、L字ファスター独特の見た目が自分の好みではなかったので、使用しなくなりました。
実際に土屋鞄やガンゾのものは革も形も少し違うので、別の感想をもったかもしれません。
④クアトロガッツ 小さいふ。
お札を折らずに収納+小銭も入る 財布を探していたらクアトロガッツの”コンチャ”にたどり着きました。
良い点
- お札入れは通常の2つ折りと同様で、使いやすい
- 小銭入れが大容量 20枚以上入る
- カードも6枚くらい収納できる
- ポケットに入れても邪魔にならない
気になった点
- 小銭入れが若干使いづらい
- 財布の形が個性的(良い点でもある)
他のミニ財布は不便な点が主に二つあります。
一つ目は小銭入れが必要最低限で使いづらい点です。
もう一つが、コンパクトな三つ折り財布が多い点です。お札が三つ折りになってしまい、レジなどで出すとお札が変な形になってしまいます。
しかし、このコンチャは通常の二つ折り財布よりもコンパクトな2つ折り財布となっています。
そのため、お札は通常の二つ折り財布と同様で、変な折り目もつかず、出し入れもしやすいのです。また、必要最低限の小銭入れではなく、20枚くらい余裕で入れることができます。
ただ、この特徴的な小銭入れなのですが、後ろに人が並んでいるような状況だと、焦ってうまく使えないのです。この点が使うのを辞めた大きな理由です。
もしかしたら、財布をしばらく使い続けていけば、革が柔らかくなってもっと使いやすくなるのかもしれません。(私の使用期間は合計2か月ほど)
また、財布の形に特徴があり、貝殻のような形をしています。
長方形のフォルムが好きな私にはこの点も合わなかったのです。
この形が気に入れば、収納力のある財布なのでお勧めです。
⑤万双 二つ折り財布
腕の良さが有名な万双の二つ折り財布です。
財布に自身のブランド名をどこにも記さないという独特なこだわりのあるブランドです。
良い点
- ポケットに入る
- 安定の使いやすさ
- 収納力もそこそこある(ブランドによりけり)
気になった点
- 財布によっては厚みが異なりポケットがパンパンになる
- カードが全然入らないものがある
- 財布の端のほうが曲がる
- 電子決済メインだと大きすぎる
昔からある二つ折り財布です。
程よい収納能力と大きさで、かなり使いやすいです。
現金払いでレジでももたつくことはありません。
しかし、二つ折りではよくあることですが、財布の端部分がだんだん曲がっていって、見た目が悪くなる点は気になります。
私は尻ポケはしませんが、普段お尻のポケットに入れる方はもっと形が変形しそうです。
ココマイスターのコインケースと万双の財布① 万双の二つ折りは薄い
また、ブランドによって財布の厚みがバラバラなので、ポケットに入れるとパンパンになるものがある点と、カードが3枚くらいしか入らないものがある点は注意が必要です。
まとめ
以上のことから私は[使いやすさ]を重視して、二つ折り財布をメインで使用することに決めました。
しかし、電子決済でほとんど済ますことができる方には、二つ折り財布は大きすぎると思います。
「大きさ・収納力・薄さ」など財布によって大きな特徴があります。
また、支払い方法も現金か電子決済かそれとも両方使いなのか様々です。
現在はミニ財布が流行っているようです。
「大きな財布はいらない」という方も多いです。
しかし、「財布に求めるものは何か?」「何を重視しているのか?」
などと考えていくと、流行に左右されずに、本当に自分が必要な財布が見えてくると思います。
財布は安くない買い物です。財布選びの参考になれれば幸いです。